法学・政治学の勉強を通して、思考力・判断力・行動力を身につけて、社会に羽ばたいていってください
法は、社会の基礎となっています。どの分野に進んでも、法を知っておく必要があります。弁護士・司法書士・行政書士等の法律専門職は、当然、法を知っておかなければなりませんが、法律専門職でなくても、法を知っておく必要があります。例えば、教員であれば、教育基本法や学校教育法を知っておかなければなりません。車の運転免許を取得するためには、道路交通法の知識が不可欠です。法と社会は、強く結びついています。
ただ、法学部は、法を丸暗記する学部ではありません。法学部での勉強では、もちろん、法学・政治学の知識を得ることになりますが、それで終わりではありません。その知識に基づいて自分で考え、自分の意見を相手にわかりやすく論理的に伝えることも学びます。その過程では、人の意見を聴いたり、自分で文献を調べたりして、バランスのよい結論を導き出すことが必要となり、社会で必要とされる思考力・判断力・行動力も身につけていきます。
この学びを実現させるため、福岡大学法学部では、1年次には、全員が少人数ゼミに所属し、学修の基礎を学び、2年次からは、一人一人の目標に合わせて、コースを選択することになっています。意欲ある優秀な学生を対象とした「特修プログラム」もあります。それぞれの希望に合った選択をすることで、自分らしい充実した法学部生活を送ってください。