少人数教育について
経営法学科は、海外研修を含む少人数での教育に力を入れており、多くの少人数授業科目を提供しています。
「演習」は通称ゼミと呼ばれるもので、1年次に学ぶ「法学部入門ゼミ」は高校の勉強から大学の勉強へスムーズに橋渡しできるよう配慮され、「パワーアップゼミ」は英語力および日本語力を高めることで国際法務を学ぶ上で重要な基礎的能力を高めます。2年次、3年次、4年次と学ぶ「演習I・II・III」は、それぞれの法律専門分野をテーマに仲間や教員と討論し法的能力を高めます。3年、4年次の2年間を連続して履修することが前提で、3・4年次生合同で学ぶ「演習IIa/IIb」も設置されています。
「海外研修」法学部では、海外研修プログラムを設けています。
半期をかけて事前準備をし、現地で約2週間の研修を行います。現地の大学で英語でプレゼンテーションをしたり授業を受けたりするほか、現地の公的機関や企業等を訪問します。
語学力の研鑽にとどまらない法学・政治学の専門分野の研修であり、かつ、受け身ではなく自分の語学力と知識をフルに使うアクティブな研修です。
研修先は3つあります。
・シアトル(アメリカ合衆国)
・オタワ(カナダ首都)
・ウェリントン(ニュージーランド首都)
それぞれの研修先は、以下の科目で訪問します。
【シアトル研修】
・国際コミュニケーション・海外研修(経営法学科1年生のみ)
・夏季休暇中約2週間
・定員18名
・2001年にスタートしたプログラムです。
【オタワ研修】
・海外法政研修(法律学科・経営法学科2年生以上)
・夏季休暇中約2週間
・定員18名
・2019年にスタートしたプログラムです。
【ウェリントン研修】
・アジア法セミナーⅠ(アジア太平洋法政事情)(法律学科・経営法学科2・3年生のみ)
・春期休暇中(2月)約2週間
・定員18名
・2006年にスタートしたプログラムです。
「特講」は将来、法科大学院や国家公務員法律職を目指す学生が、少人数且つ双方向授業形式で法律基礎科目を学びます。
「特別演習」には、会社実務において生じる法的リスクに対応できる人材育成を目的とした「会社実務特別演習」や、大学院進学を目指す学生のための「大学院連携特別演習I・II」などがあります。
「外国法セミナー」は、それぞれの国の言語で書かれた文献等を読み解きながらその国の法政事情を学びます。
どの少人数授業科目も、友人や教員に密接に接することで、かけがえのない友情や一生付き合える人間関係を構築することができます。